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初対面でまた会いたいと思わせる第一印象の作り方~男性のストライクゾーンとは?~

■第2章 外見の準備 その4 
初対面でまた会いたいと思わせる第一印象の作り方~男性のストライクゾーンとは?~

 

◎出会いとは初対面の繰り返し

「婚活」とは、毎回毎回、繰り返し、初対面の人と会うことです。初対面で、「また会いたい」と思ってもらわないと、その先に進むことはありません。

自分が気に入った人に、「また会いたい」と思ってもらうには、自分が気に入っていない人にも、「また会いたい」と思ってもらうくらいの勝率でなければ、思うようにはいきません。

どうでもいい人にすら、どうでもいいと思われていては、自分が気に入った人から気に入られるわけがありませんので、初対面の場面では、どんな人からも、とりあえず気に入られるように、自分のベストを尽くします。これが、婚活における最初のハードルとして、自分に課す課題です。

例えば、出会いの場に行ったとして、結局誰とも連絡先交換しなかったとします。当たり前のことですが、連絡先がわからなければ、次回の約束につながりませんね。それでは、たまたま道端ですれちがった異性と何も変わらないのです。

では、女性から、連絡先を積極的に聞けばよいのでしょうか。時にはそれも必要かもしれませんが、実は、女性から連絡先を聞くようではあまり発展性がありません。

聞かれて断る男性はあまりいないですが、メール交換できたとしても、「またみんなで遊びましょう」という社交辞令どまりで、デートまで漕ぎつけるのはなかなか難しいもの。

ですから、連絡先は聞くのではなく、聞かれないとだめなのです。どれだけ出会いの場に行ったところで、連絡先を聞かれなければ、それは出会いではないと思いましょう。

それでは、連絡先を聞いてもらうためには、どうしたらよいのでしょうか。「いい子だな」と思ってもらえたらいいのでしょうか。

実のところ、それだけでは、わざわざ「今度は2人で会いたい」とは思いません。なぜなら、「2人で会う」というシチュエーションでは、男性のほうがデート代を奢るか、多く負担します。デート場所も決めるのも男性がリードしなければなりません。

それだけの労力を使うに値する「好みのタイプ」の女性なのかどうかを男性も計算しています。

私の結婚相談所では、お見合を終えた直後の男性会員さんの気持ちを、私はいつも電話で聞きます。お見合いはすべて初対面です。「また会いたい」と思ったか、それとも「次はない」と思ったのか、それがどんな理由なのか、具体的に聞いています。

婚活中の男性が、「この子にまた会いたい」と思う基準は、みなさん共通で、次の3つが大事な要素です。

1、にこにこしていていい子

2、僕に興味がありそう

3、女性として見れる

これらを全て兼ね備えれば、連絡先を聞こうと思うようです。どれか1つが欠けただけでも、「この子はやめておこう」と思われてしまう。だってまだ、来週には次の出会いがあるから、、、

パーティーや婚活アプリなどで、次から次へと出会いは作れてしまう便利な時代です。選択肢が多いがゆえに、目の前のチャンスをやすやすと逃していても惜しくない。そうやって、いたずらに時間ばかり過ぎて行く、、、

そんなことでは、なかなか婚活は進みません。「次に行けばいいや」という気持ちにさせないためには、どうすればいいのでしょうか。

 

◎第一印象が決まるまでの過程

初対面で、「また会いたい」と思ってもらもらうためには、初めて会った瞬間に感じるパッと見の「第一印象」がとても大切。男女問わず、人は出会いがしらのその瞬間に、相手を好きか嫌いかをざっくりと判断してます。

そうして、「自分と合いそうだな、好きなタイプだな」とざっくり判断したら、世間話をして更に相手を探ります。その次には、視覚的にも感覚的にも、異性として見れるか考えます。つまり恋愛相手として「ストライクゾーン」に入っているかどうかです。

そこで、ストライクゾーンに入っていれば、相手も自分に興味を持っているかが気になり始めます。ニコニコと話を聞いて興味を持ってくれていそうだったら、「連絡先を交換してもう少し彼女を知ってみよう」という考えに至ります。

ニコニコと話を聞いてくれていれば、一緒にいていい気分になり、「僕は彼女にとって特別なのかも」という前向きな気持ちになります。他の美人な子よりも「この子がいい」と思わせる大切なコミュニケーションの部分です。

そもそも、婚活では「第一印象」が大事とはよく言われますが、実際のところ、第一印象とはいったい何なのでしょうか。心理学的には諸説ありますが、第一印象が決まるまでには、2つの過程があると言われています。

まず初めに5秒程度で【好き嫌いの判断】をし、その後の4分程度で、相手はどんなタイプの人間なのか分析してグループ分けする【ラベル別け】を順番に行うのだそうです。その結果、この人は友達で例えたら〇〇ちゃんタイプだから、こういう話をしたら盛り上がりそうだという推測を必死で考えるのだそうです。

では、最初の5秒で行われる好き嫌いの判断というのは、具体的にどう行われるのでしょうか。

目の前に初めて現れたこの相手が、僕/私を受け入れてくれそうか?と瞬時に判断するのだそうです。もっと分かりやすく言うと、親近感は持てるか?自分と似てるか否か?良い人なのか悪い人なのか?極端に言えば、敵か味方か?を本能でかぎ分けようとします。

これは、「初めまして」の挨拶のタイミングです。この瞬間は、誰しも緊張して神経が高ぶって、つい本音が顔に出てしまったりします。同時に、「自分の好みのタイプなのか」も判断しています。特に男性の場合は、女性の容姿やスタイルなど部分的なものをチェックし、女性は、男性の全体の清潔感をチェックしています。

5秒という一瞬で、良い人そうなのか好みのタイプなのかざっくり判断した後は、次の4分の会話の中で、相手を分析しタイプのジャンル分けをして、どんな話を展開していけばいいのか、無意識のうちに頭の中で超高速で戦略を練るわけです。それを、ラベル分けをする時間ということで、ラベリングタイムとも言います。

最初の4分といえば、天気や交通の話など、世間話をするくらいの時間しかありません。でも、たったこれだけの話題がとても重要です。ある程度、毎回使い回せる無難な世間話やつかみの話を持っておくようにしましょう。

初対面のうちは、あまり自分らしさにこだわった部分を打ち出しすぎると、「アクが強くて付き合うのが大変」だと思われ引かれてしまいます。ひとまずは、相手のストライクゾーンに入っておけばいいのです。

個性を出すのは、「いい子だな、かわいいな」と第一印象が固定してからで十分です。なぜなら、「いい子なのに、いたずら好きだ」とか「かわいいのに、勉強家」とか「しっかりしているのに、甘えん坊」など、あとでサプライズを与えたいからです。

良い印象を与えたあとのサプライズ的「欠点」は、親近感を抱かせるための最大の武器です。

以上のように、相手が自分に対する第一印象が固定化するまでの間は、最低でもせめて4分間は、無難に礼儀正しく、普通に明るく楽しくしておくことが、賢い初対面の魅せ方です。

第一印象が一度固定化したら、覆すのは本当に時間と労力を必要とします。ですので、効率的に出会いを生かすために、まずは、失敗しない第一印象の作り方を覚えておきましょう! 社会人生活にも大いに役立つはずです。

 

◎声が4割も第一印象に影響している!?

第一印象を決定する要素をわかりやすくしたものに、「メラビアンの法則」という有名な説があります。聞いたことがある人も多いでしょう。

第一印象は、「視覚」「聴覚」「言語」の3つの要素に大別されており、その内訳は「視覚」が55%、「聴覚」が38%、「言語」が7%とされています。つまり、第一印象は、外見という目から入る情報でほぼ決まってしまうのです。

ですが、侮れないのは、聴覚の影響の大きさ。なんと38%も占めています。それに比べて、話の内容にあたる「言語」はたったの7%しか影響していないのです。

たとえば、10人以上と順番にお話しする婚活パーティーでは、終わってみたら、何を話したのか思い出せないなんてことはよくありますね。それを考えると、初対面では、話の内容はほとんど関係ないということがわかります。

実際、恋愛に縁遠い女性に多い傾向として、「早口でさばさばと低い声で話す」特徴があげられます。反対に、「おっとりとした優しくてかわいい声」の女性は、婚活でも結婚が決まるのはあっという間。聞くだけで、肩の力が抜ける優しい声の女性は、お見合で断られることも少ないです。家でゆったりとした時間が一緒に過ごせそうだと思ってもらえると、結婚は近いということ。

第一印象が決まる過程では、声の印象も大切なのです。感じの良い優しい声を出すことは意外と簡単。

笑顔でしゃべっていれば、おのずとワントーン高いかわいい声になってしまうのです。口角が上がっている時の声と、口角が下がっている時の声を、自分で比べてみて下さい。口角が上がっている時の声のほうが優しく柔らかい雰囲気になりますよね?今日からは、笑顔からにじみ出る感じの良い声でお話しすることから始めてみましょう。

 

◎婚活の成功トーク・3つのポイント

初対面の時に、「次もまた会いたい」と思ってもらうために、第一印象をアップするためのお話をしてきました。まずは、視覚と聴覚でおおよその第一印象が定まった後、次は、会話のキャッチボールになります。

婚活で異性と初めてのデートをする際の、時間の目安ですが、お茶をするのであれば1時間、ランチで1時間半、ディナーで2時間、飲みで3時間でといったところでしょうか。時間が長くなればなるほど、コミュニケーション能力が必要となってきますので、婚活初心者は、まずは、お茶だけでもいいのかもしれません。

初対面の時の会話のキャッチボールで得られた相手の印象を、私は「第二印象」と呼んでいます。つまり、会話をしてみて改めて感じる印象のことです。

「次もまた会いたい」と思ってもらえるかは、この第二印象にかかっています。ここで、「一緒にいていい気分になる」と感じてもらえたかが大切です。話が途切れずに盛り上がったとしても、いい気分になれていなければ、次に会いたいとは思えないのです。

仕事の愚痴や自分の話ばかりで、その場は盛り上がったように感じても、また次に会った時に、こういう話ばかりなのか、、、と思うと、次が楽しみな気持ちは沸かないでしょう。

異性慣れしている人は、盛り上がったふりをすることくらい、いとも簡単です。コミュニケーション上手な相手が、ただ単に話を合わせてニコニコしてくれているだけだったなんてオチはいくらでもあります。そこを勘違いしないようにしっかりコミュニケーション能力を磨きましょう。

男性が心地よく感じるコミュニケーションを身に着けておくと、会社の上司との関係も円滑になり、行きやすくなります。また、結婚後に、旦那さんをうまく操縦しながら夫婦円満にやっていくためにも、大切なことです。

ポイントは、人は誰でも、自分を褒めてくれる人と一緒にいたいということ。自己承認欲求という心理学用語がありますが、自分のことを認めて欲しいという欲求によって、あらゆる行動の理由付けができるという考え方です。

これを男女の愛情のシーンに置き換えると、このような分かりやすい表現になるのではないでしょうか。

男性なら、褒められたい。女性なら、大切にされたい。

褒め上手な奥さんを持つ旦那さんは満たされているように見え、旦那さんに大切にされている奥さんは、満たされているように見えませんか?

一緒にいていい気分になり、満たされた気持ちを感じると、人生に充実感を感じ、ずっとこの気分を味わっていたくなる。この気持ちが根底にないと、結婚してずっと一緒に人生を歩んでいきたいと思うようにはならないのではないでしょうか。

誰もがそんなパートナーを求め、結婚相手探しをしていると思います。もし、あなたもそうであったら、、、相手にもそう思ってもらえるように、今一度、自分の会話の内容を振り返ってみましょう。

婚活で、2回目以降のデートに繋がらないという悩みを持っている人は多いです。そういう方は、相手を警戒してばかりで、いい気分にさせることができていない可能性がとても高いと言えます。

では、具体的には、どのような会話が、初対面の異性をいい気分にさせることができるのでしょうか。

実は、男性のある3つのプライドを満足させることで、「一緒にいていい気分になる人」になれます。これを心得ておけば、自分から頑張らなくても、素敵な人と自然と次につながるようになるのです。相手は、あなたと次に会うことを想像するだけで、満たされた気分になり、次のデートの約束を申し込んでくるようになるでしょう。

それでは、この3つのプライドについて説明します。

 

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第3章 実際に出会う その1 まずは準備運動!気軽に出会いの場へ繰り出そう!~友達の紹介や飲み会について~

 

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