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30代バツイチは不利じゃない!結婚相談所では「結婚観」を話し合える人に有利~30代バツイチ女性の婚活事情~

30代バツイチ女性の婚活事情

シリーズでお届けしている「結婚相談所カウンセラーが分析するバツイチの婚活事情」。

シリーズでお届けしている「結婚相談所カウンセラーが解説するバツイチの婚活事情」。今回は、30代女性編です。

自分が30代バツイチ女性のかただけでなく、バツイチ女性を好きになった男性も、是非ご覧になってくださいね!バツイチ女性の心理と、再婚までの経験談も含めまとめています。


【30代バツイチ女性の婚活事情】

30代になって離婚を経験すると、周囲にも同じような経験をした友人が増え始めます。婚活市場でも、「バツイチ」という立場で活動を始める男女が少しずつ目立つようになってきます。


結論から言うと、不思議なことに、離婚歴のある女性が再婚する相手は、やはり離婚歴のある男性であることが多いように感じます。


結婚相談所でも、実は「バツイチ同士」のご縁が非常にスムーズに進みやすい傾向があります。

バツイチ男性の多くは、結婚に対しての具体的な考えを持っていて、出会った初めから真剣に話してくれる方が多いです。その分、結婚観を深く共有できるため、交際が始まるとテンポよく関係が深まっていきます。


経験があるからこそ、結婚までの流れも把握しており、プロポーズや親御さんへの挨拶まで、しっかり進めるケースが多いです。中には、入会から3ヶ月も経たずにご成婚退会される方もいらっしゃいます。


また、「早く子どもが欲しい」とお考えの方にとっては、成婚直後に、すぐに妊娠・出産というスピード感も珍しくありません。


バツイチ男性だけでなく、初婚の男性とのご縁ももちろんあります。「30代後半」の初婚の男性にとっては、女性がバツイチであることをそれほど気にしていない傾向があります。


ただし、「30代前半」のハイスペック初婚男性にとっては、彼らが婚活では人気の年代ということもあり、バツイチ女性に対して優先順位は低くなるでしょう。初婚の男性の親に反対されるリスクも考えておかなければなりません。

離婚後すぐの婚活について


30代の女性の場合、離婚したとはいえ、まだまだ若い!離婚はネガティブなものではなく、生まれ変わったような新鮮な気持ちを抱いている人も多いです。

「人生をやり直したい!今すぐ動きたい!」というパワーに突き動かされている方が、結婚相談所に入ってこられます。


離婚成立前から無料相談にお越しになる方も珍しくありません。 入会の準備を整え、離婚成立と同時に独身証明書を提出し、すぐに活動を開始される方もいます。


前向きで素晴らしいことですが、婚活で出会った相手から見れば、「離婚したばかりでもう婚活?」と内心混乱してしまうかもしれません。

そのため、最初の段階では、離婚したばかりであることは、まだ話す段階ではないですね。


それに、離婚したばかりだと、つい感情的になりがち。「私、こんなに大変だったんです」という話は、初対面から話す内容ではありません。婚活中の男性にとって、情緒不安定な女性は避けたいもの。前の奥さんとの悪夢が甦る人もいるでしょう。


相手にとって重すぎますし、自分のイメージを落とす自虐的な振舞いになります。何度かお会いして、お互いの関係性がしっかりしてきてから、段階的に打ち明けた方が、受け入れられやすいですよ。


バツイチ女性の婚活は相談所向き?

バツイチ女性の多くが「同じ失敗は繰り返したくない」と思っているからこそ、過去の結婚での痛みを分かってくれる相手のほうが、安心して心を開けというのは、大きなポイントです。


実際、私も30代で離婚を経験し、再び婚活を始めた立場でした。そんな中で感じたのが、「初婚の男性」との温度差。


初婚の男性の中には、「僕だったら誰とでもうまくいくよ。だから大丈夫。」という、なんとも幼い発言をする方もいて、少し距離を感じることがありました。「あー、私も昔そう思っていたな(笑)」と、もう微笑んで流すことしかできませんでした。


結婚生活のリアルな側面やパートナーとの話し合いの重要性を、初婚の人はあまり実感していないように、会話の節々で思ってしまう。「結婚はゴールじゃないよ」と、バツイチから見るとモヤるのです。


一方で、離婚を経験した男性は、パートナーとの関係の築き方や、話し合いでの向き合い方に、悩み反省した過去がある人が多い。ですので、お見合いという初対面の場でも、当たり障りのない雑談だけではなく、結婚観に対する具体的な質問を投げかけてきます。


バツイチ女性から見れば、そこが安心。パートナーとの葛藤に悩んだ経験から学んだ「男性軸の結婚観」を知れるので、それに共感できれば、強い安心感に変わるのです。これは、初婚の女性からみたら、「過去にとらわれて」いるように見えてしまうかもしれない。そこが、埋められない溝なのかもしれません。


女性の場合は、最終的にバツイチ同士のご結婚となることが多いのは、やはり、女性が「共感」を求める性質があるからなのかもしれません。


結婚相談所では、出会ってすぐに、結婚観を話し合うことが普通なので、「この人は話し合える人なのか?話し合いから逃げる人なのか?」というのが比較的すぐに分かります。デートの回数で言えば、3回も会えば分かるでしょう。


出会いの進め方と心の準備


バツイチの人の中にも、「今すぐ子どもは考えていない」「どちらかというと欲しくない」という考え方の人もいます。そういった方は、年齢による焦りがそこまでありませんので、相手を厳選してプロフィールを吟味する傾向があります。


慎重に出会いを選ぶ分、活動は少し長期になりがちですが、いい人に出会ってからの流れはスピーディーで実にトントン拍子。結婚まではスムーズです。


また、相手男性に「元奥様との間の実子」がいる、いわゆる「バツイチ子あり/親権なし男性」のケースはまた特殊。


「子どもが欲しい」と考える女性にとっては、かなり受け入れがたい現実になります。


更に、定期的に実子と面会しているということになると、心理的に難しいこともあります。そのため、子どもがいても面会や養育義務がない男性の方が受け入れられやすい傾向にあります。

過去の経験をどう伝えるか


バツイチ女性が婚活を成功させるためには、「前の結婚でどんなことがうまくいかなかったのか」「何を大切にしたいのか」といった自身の“取扱説明書”を、自分なりに整理しておくことが大切です。


ただし、元パートナーの悪口にならないように注意しましょう。たとえ相手に非があったとしても、感情的な言い方は避けてください。お相手からすると、「いずれ自分も同じように言われるのでは…」と不安に思うこともあるからです。


感情を整理し、過去の経験を“前向きな学び”として伝えられるよう準備を整えておくこと。それが、再婚を目指す婚活の第一歩かもしれません。

30代バツイチ女性のご成婚と再婚事例

事例1)34才バツイチ女性 & 38才再婚男性

32才の時に、学生時代から付き合っていた医師の彼と結婚。上司や同僚も招待し、盛大に披露宴も行いました。幸せいっぱいだったはずなのに、結婚後間もなく女性の影が…。問い詰めて浮気が発覚しましたが、どうしても許すことはできませんでした。


離婚後1年近くマッチングアプリをしましたが、男性不信も出てしまったのか、いいなと思う人ができても、うまく自分を表現できず、いい子になって我慢してしまうということに苦しんでいました。

そのため、次のデートでは何を伝えたらいいか、毎回事前に電話で相談していました。相談の電話口で泣いてしまうこともしばしば。真剣交際間近に何度も行きましたが、デリケートな性格ゆえ、振られてしまうことも多かったのです。


そんな中、とうとう再婚相手に出会いました。初対面からとても柔らかい雰囲気のにこやかな男性で、彼女以上に人に気遣いをするタイプの方でした。彼も彼女と同様に、言いたいことが言えないことにジレンマを抱えるバツイチの男性でした。


優しくて繊細な似たもの同士なので、「言いたいことはないか?聞きたいことはないか?」お互いに丁寧に確認することが自然にできていました。


彼と出会ってからは、あんなに私に掛かってきていた電話もほとんどなくなり、あっという間にご成婚退会されました。

事例2)38才バツイチ女性 & 41才初婚男性

20代の時に、恋愛結婚で結ばれましたが、数年の結婚生活ののちに、なかなか子供ができなかったことや、相手がストレスフルなお仕事のために、精神的にバランスを崩したことから離婚。

離婚から数年が経っていたため、過去の心の傷は癒えていて、仕事に旅行に忙しく、マッチングアプリで彼氏ができたりと、充実した日々を送っていました。でもやはり、子供が欲しいと思い、結婚相談所で本気の婚活をすることにしました。


元々恋愛体質でコミュニケーション能力が高い楽しい彼女だったため、とにかくたくさんの出会いがありました。コミュ力が高くても、やはり婚活は疲れます。

ある日、仕事も婚活も多忙になり過ぎて、精神的に落ちてしまった時に、たまたまお見合いしたのが、群馬県在住の男性。

交際中は、車で東京まで迎えに来てくれて、自然豊かな彼の地域を案内してもらい、一緒に過ごすうちに、ありのままの自分を出せることに感動を覚えたのでした。


結婚は背伸びすることではない、大切なのは「この感覚」と確信を持ち彼に決めました。彼も元々は東京の人、お勤めする大企業の転勤で数年間群馬に転勤していましたが、いつかは東京本社に帰ることが決まっている人。距離を越えて申込んでくれた彼との不思議なご縁でした。

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