32才女性結婚相談所成婚ストーリー~怒涛のお見合生活前半戦4~11人目【3話目】
りえ
4人目の方は、相談員の方が一緒に来ていました。
後にも先にも、相談員の方が一緒に来たのはこの人だけでした。
見た目は俳優さんみたいなのに女性が苦手なのか、
話が全く広がらなくて「ご趣味は?」みたいな質問だけで終わってしまいました。
それと、どうやらティーポットから紅茶を飲んだことがないのか、
網を通さないで注いで、カップが葉っぱだらけになってしまっていました。
「大丈夫ですか?」と聞いたら、ちょっとムっとしたんです。
そこには触れるなよって感じで、失敗を認められなさそうな方だと思いました。
5人目は、30代の社長さんで、1回はデートしましたが辞退しました。
このお見合いで経営者の方は自分に向いてないと思いました。
仕事に情熱を注いでいる姿は素敵ですが、
家庭を持った時に仕事を優先されてしまうのでは…と感じたんです。
私の父が平凡なサラリーマンで、それを見ていたからかも知れません。
6人目のお見合いは、年下のイケメンでした。
私が緊張してしまって、話が盛り上がらなかったのですが、
一度はお食事に行きました。
まじめな人なのか2回目でもフランクな話ができなくて、
終始盛り上がらずに終わりました。
若いのにとてもしっかりしていて、自分の人生設計をちゃんとしている人でした。
相談所に入った理由をこんな風に言っていました。
「効率よく相手を探せるから。
自分の生活範囲の中だけで知り合う人の中から
結婚相手を決められるわけがない。」と。ストイックな方でした。
7人目の人は、見た目がタイプでカッコよかったです。
私が憧れてた立派な企業にお勤めだったけど、
お仕事が激務みたいで、休みが週に1回しかない。
私は構ってもらいたいタイプだから、
仕事が忙しくて家に帰ってこないのは耐えられないと思いました。
やはり家族の時間をちゃんと過ごせる人がいいと確信しました。
8人目は、すごい優しそうで好みのタイプの方とお見合しました。
初めてのお食事がホテルのブッフェで、ちょっとびっくり。
緊張して食べられないからもったいなかった。
でも、自分が大切にしているぬいぐるみの話をしたら、
その時は楽しそうに話を聞いてくれたのに、お断りされてしまいました。
後で山本さんに聞いたら、それを理由にお断りされたのを知ってショックでした。
今思うと、断られて良かったです。私の中では重要項目なので笑。
でもこれをきっかけに、次の方からはお見合いの時点で
ぬいぐるみ好きだと言うようにしました。
9人目の方は、40代前半という年齢の割に、
とても爽やかな写真に魅かれてお会いしました。
でも、実物があまりにも写真と違っていて、生理的にダメでした。
人柄はとても良くて話も弾んだんですけど、
やはり頭の中に写真でのイメージが出来上がってしまっていたからですかね。
写真と実物の差はほどほどがいいと思いました。
10人目は、スーパーエリートさん。
私は甘いものが好きで、スイーツの話でめちゃくちゃ盛り上がり、
4回デートしました。
でも、なんだか人間味がなくて。気
に入ってくれてるのは分かるのだけど、好かれてる実感がない。
離婚歴のある方でしたが、
前妻にも愛情表現が足らなすぎると言われ離婚したそうです。
私は常にスキンシップを取ったり
好きだよ、愛してるよと言いたいし言われたいタイプなので、
ドライな関係を好む方にはぴったりなんだろうと思いました。
11人目の方は、いわゆる3高で、条件的には最高。しかも年下!
お話も面白いし、3回目のデートで手をつないできました。
「手ぐらいいっか」と思ったら、駅前で別れる時にいきなりハグしてきて、
「えー!」と思いました。
次のデートでは、前置きなしに突然「〇〇ちゃん」って呼んできて、
私の気持ちがまだ盛り上がってない段階で
なれなれしくされたことに拒否反応が出てしまって、お断りしました。
でも、2か月後くらいに久しぶりに連絡が来たんです。
「元気ですか?リベンジでもう一回会おう」って。
お見合いルール上ではNGなんですよね。すみません…
でも、何回かメールのやり取りをした後、
「やっぱり違う」ということを確認しただけでした。
その後は、連絡来てもスルーしましたね。
この方はお断りした明確な理由が見いだせなかったんです。
好きになれたら最高の相手だったと思います。
【4話目】32才女性成婚ストーリー~お見合い12人目の割り勘男へ続く
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