【対談】ハイスぺ狙いで婚活沼!こじらせ37才女性が結婚できた体験談
婚活の真っ只中にいる時には、なかなか結婚できるイメージが沸かないもの。このままで本当に結婚できるのか、愛される日々は来るのか‥‥不安ばかりが心を締めてしまいがち。
そんな時には、婚活で苦労した末に、溺愛結婚を叶えた他の女性の話を聞くことで元気が出ます。
今回は、結婚相談所に限らず、婚活パーティーや友達の紹介などで「自力婚活」で頑張った37才の女性お二人からお話をお聞きして、【対談形式】でまとめてみました。
インタビューした女性ふたりはどんな人?
お二人は初対面。私山本が質問する形で、お互いの婚活バナシを、ぶっちゃけ打ち明けて下さいました。
今回、お話を伺ったのは、百合子さん(仮称)商社勤務、亜紀さん(仮称)宣伝広告関係フリーランス、徹底的な婚活を経てご結婚された、似たような体験をお持ちの女性です。
涙なしには語れないお話に、思わず自分を重ね合わせてしまう人も多いはず!その甲斐あって、現在は幸せな結婚をして、溺愛されているというのですから、必見です。
理想の結婚を手に入れた人のお話、聞いてみたいと思いませんか!?身の周りの友達には敢えて言わない、婚活中のボロボロ話。
婚活を経て結婚した人は、本当は、現在婚活中の人に伝えたいことがたくさんあるのだけど、夫という相手のあることだから、大きな声で言えないのですよね。
ですが、婚活の実際を知っていただくためにも、みなさんの気になることを、根掘り葉掘り聞いて、対談形式でまとめました!
さて、取材の場所はこちらです。東京駅に隣接するホテル「シャングリラ」で、アフタヌーンティーをいただきながら、素敵な女性お二人に2時間以上にも渡ってお話しをお聞きして来ました。
お二人共に、現在は40代前半。37~38才で固い決意を心に決めて、8ヶ月に渡って婚活をしました。それはまるで、体育会系の部活にも似た、追い込み型のストイック婚活。
連絡先交換だけで言えば100人以上、一度でもデートした人数60~70人。という徹底的な婚活の末、今はどんな結婚生活をされているのでしょうか。
お二人からの共通のメッセージは、「出会いの数を増やすだけでは、幸せはたやすく訪れない」ということ。大切なのは自己分析。潔く自分を振り返り、大きな自己変革を経たその瞬間に、本当の出会いがあったそうです。
でも、尻込みする必要はありません。かなり具体的に、解決策を示して下さっています!!
お二人とも、おしゃれできれいな女性です。そう、こんなに素敵な女性でも、一生懸命、ひたむきに婚活したからこそ、今の幸せがあるのです!!
婚活を始めた経緯から、婚活で知り合ったご主人との出会いから結婚まで、涙あり笑いありの本当にあったリアルな婚活体験記をご覧下さい!!!10章以上にも渡る、「婚活丸ごとストーリー」です。
【婚活宣言】スタートは37才「今年は婚活YEAR」
今回、お話を伺ったのは、百合子さん(仮称)商社勤務、亜紀さん(仮称)宣伝広告関係フリーランス。
百合子さんは、結婚相談所やお見合いパーティーを中心に、亜紀さんは、飲み会やプライベートセレブパーティーを中心に活動されていたそうです。
お二人とも、本日初対面ながら、偶然にも、お二人とも、37歳で一念発起して婚活をスタートしたそうです。
おふたりは、ほとんど同じ年齢の時に婚活をスタートされたのですね。
そう、偶然、同じ時期ですね!
37才の時に、ほんとにやばいと思って、今年は短期集中で頑張ろう、自分自身もこの機会に磨こうと。今年は婚活YEARだ!!って。
私も、37才で、今までの自分を見つめ直して、徹底的に「よし、やるぞっ!」って、周りの人にも「わたし婚活します」と宣言して始めました。
もともと、やると決めたらとことんやるタイプなので、いいと思ったことは全部やりました。
周りの男友達や男性の上司にも、とにかく色々と意見を聞きましたね。
悪夢!婚活を決意したきっかけ
婚活を始めたきっかけは何だったのですか?
きっかけは、40歳を目前にした年齢ですね。
それもそうかと思いますが、何か特別な出来事があったのですか?
「よし、やろう!」と思った引き金になる出来事とか。
うーん、、、そう、思い出した!そういえば、その当時、彼氏がいて、婚約するところまで行ってたんです。
親同士も会っていて、とても良いお付き合いをしていました。
でも、彼は元々酒乱というか、普段は大人しいのに、お酒を飲むと人が変わってしまって。
そんなにひどかったのですか?
はい。立派なご家庭に育った人だったのですが、ご両親に比べて自分が落ちこぼれているというコンプレックスが原因のところもあったと思います。
私もそれはわかっていたので、我慢していたのですが、ある時、我慢できなくなって、婚約破棄しました、心を鬼にして。
色々とその後大変だったのではないですか?
結婚するので退職しますと会社にも言っていたので、「ごめんなさい、もうちょっと置いて下さい」と正直に上司に言いました。
恥ずかしいのとショックなのとで、1ヶ月以上立ち直れずに何も出来なかったです。
その時に、「今度こそ、絶対に結婚したい!!」と思いました。
そんなに辛かった出来事も、「思い出した!!」って仰るくらいなんだから、今はすっかり忘れていたのですね。
結婚して幸せになったら、忘れられるものなのですね。
ほんと!!思い返せば、あんなに悲しかったのに、忘れてしまっていました!!(笑)
たった数年前のつらい思い出も、幸せな結婚が全て忘れさせてくれるのですね。
あの時励ましてくれた家族や友人達にも、新たな人生を前向きに歩み結婚することで、恩返しできることもあります。
残念ながら結婚に至らなかった大好きだったあの人も、幸せになっていて欲しいですね!!
遊ぶのにはいい女?社交的な女性が陥る罠
亜紀さんは婚活を始めた具体的なきっかけは何だったのですか?
私も、百合子さんのお話でやっと思い出しました。
私も同じ、すごくショックな出来事がありました。
亜紀さんも忘れてしまっていたのですね!
はい、私は当時、美容系会社の広報をやっていました。
婚活にまつわるテレビ番組のPR取材で、メディアに出る事になりました。
対談をさせていただいた相手は、大御所フリーアナウンサーK(男性)さん。
大人だし経験豊かな方だし、とても楽しみにしていたんです。
でも、当日、私を一目見るなり、「君は、遊ぶのには楽しいけど奥さんには向いてないね」って頭ごなしに言われて。
えー!?ひどい(笑)
普通のおじさんに指摘されたのならともかく、Kさんは、世の中見ている人ですし、
政治家候補とも言われた人だから、妙に説得力があって。しかも図星だし。
実際、遊びのお付合いが多かったのですか?
真剣に付き合われることが、30代になってから、ほとんどなかったので。
30代ともなると、お互いうまくやることを覚えますからね。「お互い遊びでしょ」って言うずるい男性もいますよね。
こちらも大人のプライドもあるから、若い頃みたいに「ずるい」とも言えないし。
まさにそのパターン。いつも楽しく遊んでいるうちに、「連絡取れないな」、「終わり方がおかしいな」って、不思議だと思っていました。
そこで、Kさんに言われたんです、「一緒にいるのは楽しいけど結婚は無理だね、そのままじゃ結婚できないよ」ってまじまじと。
確かに、広報やPRを仕事にしているので社交的なわけですよ。
TVでしか拝見したことないですけど、確かにKさんは、眼力ありますよね。
それは、言われたらショックですよね。
はい、目の前にすると圧倒されますよ。
「そういう子って、話していても飽きないけど、結婚はやだね」って、ズバッと。
でもその時、男の人は自分のことをこういう風に見ているんだと気づきました。
ましてや、Kさんという、いわゆる私が結婚したい「優秀でセレブ」な部類の男性の目に私はこう映っているのだと知りました。
真剣になりだしたのは、そこからですね。番組を通じて、30分お話ししただけなのですが、あまりのショックで、これはもう真剣に婚活やらなきゃって。
縁があればいずれと思っていた程度の婚活でしたから。Kさんの言葉で変わりました。
30代、気が付けば、会社の男性も男友達も、みんな結婚している。同世代の独身男性は、結婚する気のない独身貴族。
10年以上も、社会に揉まれて一生懸命仕事をすると、色々と苦労している人の気持ちが分かるようになりますよね。
周りの男性から「いい女」だなと言われることが増えていませんか?それはつまり、「物わかりのいい女」という意味。
婚活したいなら、「大人同士の恋愛を楽しもうよ」と言う甘い言葉に乗らないで下さいね!!
「自分磨き」で運命が変わる~現代版花嫁修業~
おふたりとも、婚活のきっかけとなった出来事の後、一番初めに何をしたのですか?
さすがに20代ではないので、「何もしないで素敵な男性が寄ってくるはずはない」とは思っていました。
そうね、私もそう思ってた!それで、まず、頑張ったのが、「自分磨き」。
私も同じく、自分を高めることを色々考えました。美容もそうなのですが、それよりも、私の場合は人間力です。
結婚できていない理由を徹底的に振り返ってみました。
自分のことを客観的に見るのは難しくなかったですか?
はい、なので、まずは親に言われてきたことを真剣に考えてみました。
それは、「協調性がない」という性格です。確かに子供の頃から一匹狼でした(笑)
一番近い人の意見を参考にしたわけですね。
結婚となると、恋人から家族になりますからね。
「協調性とは何?」というところからスタートして、「まずは仕事の中で気をつけてみよう」「相手を気遣うって何だろう」という事を考えてみました。
百合子さんも自分磨きをされたのですか?
亜紀さんは内面に関してでしたが、私は、外面に力を入れました。
あまりにもひどかったので、まず外見から直そうと(笑)。
とてもお綺麗なのに、イメージが湧きませんが。
というのも、当時は、毎日仕事前にサーフィンに行っていたので、上から下まで真っ黒で、髪も塩で色が抜けて真っキンキン。
これは本当に変えなきゃなと決心し、サーフィンは一切やめました。
毎日行くほど好きだったサーフィンをやめてしまったのですね。
大会に出たりする程、本気でやっていたので、筋肉もすごかったんです。
筋肉落として、ダイエットしました。食べない作戦とジョギング。
あと、肌も元々の真っ白に戻して、髪型も巻き髪にして。
それは、時間も決心も必要だったでしょう。
結構ストイックにやりました。
「絶対に日光に当たらない」、「お洋服研究しておしゃれになる」、
「日経新聞読んで教養もつける」。
女性らしさを研究して、きれいになってから、出会いを増やしていったのですね。
結婚相談所やパーティーの情報をネットで調べ、色々なところに足を運びながら、内面を振り返る努力もをしました。何がいけないんだろうって。
例えば、内面のどんなことを変えようと思ったのですか?
自分が人にどういう印象を与えているのか、自分の発言によって、相手はどう感じるのか、客観的に見ていくようにしていました。
婚活始めると、色々な人に会いますからね。良くも悪くも。
正直、ハズレって思っても、相手だって時間を割いて来てもらっているのだから、ありがとうと伝えることを忘れない。
もう一度会うことはないと内心思っていも、せっかくだから、眼力を磨くために人間観察です。(笑)
会ってみてがっかりしてしまった時の、前向きな対処方法ですね。
婚活で結婚した人は、自分の内面とも正面から向き合って、自分を変える努力をした人が多いですね。
ありのままの自分を好きになってくれる人が現れれば理想的。でも、相手の気持ちを想像して自分を変えるという柔軟性を養うのも、またひとつの婚活。
結婚のその先にも幸せが続くかは、まさにそこなのではないでしょうか。
内面の自分磨きは、こころの柔軟性をつけるためのレッスン、外面の自分磨きは、相手の気持ちを想像するためのレッスン。
結婚は、全くの別人同士が共同生活を始めるもの。自分を変えようと努力できるかも、愛される条件ですね。それが、現代版花嫁修業なのではないでしょうか。
どれくらい会えばいい?目標は100人との出会い
実際に、どれくらいの期間婚活したのですか?
期間は8ヶ月間です。
その中で、何人くらいと連絡先交換したのですか?
連絡先交換した人は、150人くらいですかね。
では、実際にデートしたのは、何人くらいですか?
何回か会った人は、70~80人。
1ヶ月に10人くらいの新しい人と会っていたのですね!時間も体力も使いますね。
婚活の応援をしてくれていた会社の上司には、「100人に会え」って、言われていました。
100人というのは、ひとつの目安になりますね。
上司はとても面白い人で、こんなことも言いました。
「日本には1億人の人口がいて、婚活対象者は数百万人。その中で10人しか会わないで、いい人がいないって落ち込むのはおかしいでしょ。
最低100人は会いなさい。でも、ただ会えばいいってもんじゃない。当然、第一印象で決まっているとは思うけど、決め付けないでとにかく会って話しをしなさい」と。
そこまで言ってくれる人が周りにいると励みになりますね。
でもね、それはやりすぎだと思います。はっきり言って疲れました。
(一同笑)
休日は、ほぼ婚活に費やしていたのですか?
はい、会社は東京ですが、当時地方に住んでいたので、休日は朝早くから東京に行っていました。
午前中は一人目とお茶して、お昼は二人目とランチして、午後は三人目とお茶して、夜はパーティー行ってたくさんの人とお話しして。
また次の日曜日も、違う人とランチして、午後にはお見合いパーティー行って、
夜は違う人とディナーして、それで自宅に帰る。
体力も使いそうですが、外食ばかりで太りそうですね!!
「わたし小食なんです~、すいませ~ん」って言って、食べる量を抑えてましたよ。ほんと、ほぼ外食。
亜紀さんは婚活期間はどれくらいでしたか?
6ヶ月ですね。
その中で、何人くらいと会いましたか?
百合子さんは、第一印象で決めずに、たくさんの人と会うタイプの婚活だったようですが、私の場合は相当気に入らないと会わなかったです。
連絡先交換したのは50人くらいで、お会いしたのは20人くらいです。
量より質ということですか?
年齢的に37歳だったので、前提として、一生独身でも生きていけると感じていました。
そうなると、相当好きじゃないと結婚する理由がなかったの。だから、始めから好きになる予感がする人だけに絞り込みました。
そうですね。百合子さんみたいに、自分で目標を決めてたくさんの人との出会いを頑張る人もいれば、亜紀さんのように、厳選して会うという人もいますよね。
積極的な婚活をすると決めたら、百合子さんにとっての「100人と会え」と言ってくれた上司のような「メンター」がいると、心強いですよね。
メンターとは、方向性を導いてくれたり、可能性を自分以上に信じてくれる人生の先生のような人。結婚相談所でも、そのような担当者と出会えるかが、婚活成功の秘訣。
もうだめかもしれない、やっぱり無理だと思った時に、信じてくれる人がいるって、うれしいですよね。
婚活ファッションはどうすればいい?
100人会うと言っても、そう簡単にマッチングともいかないのが現実ですよね。
それだけ多くの人と連絡先交換できる秘訣ってあるんですか?
せっかく一生懸命きれいなお洋服着て、プロフィールを書くのだから、チャンスは不意にしたくない。そう考えたら、第一印象をいかに良くするかが決め手です。
男性は、視覚で恋をするといいますものね。
鉄則ですが、女性らしいワンピースを着ていきました。
自分もやっぱりきれいに見えると自然に明るくなれるし、第一に、相手も話しかけやすい。
例えば、どんな色のワンピースですか?
婚活中、男性に本気で聞きまくったことがあって、私なりにリサーチした結果、「黒は自分自身をガードしている」と受け取られるみたいです。
「自分を表に出しません、来ないで」って見えるから、「黒着てる女の子にはいかないね」って、みんな言ってた。そう思われたら損なので、絶対に着ません。
ミステリアスな雰囲気になってしまうのでしょうね。
あと、婚活ファッションでありがちなのは、ふわっとした素材。
これを上下でやっちゃうと野暮ったくなるので、上下どちらかでバランスを取る。
男性は、全体がふわふわし過ぎなのは印象良くないみたい。
男性の意見を直に聞くのは大事ですね。
女友達の意見は、婚活ではほどほどに聞くくらいに留めて。
婚活だからって、「何で男性に媚びるようなことしなきゃいけないの!?」ということではなくて、「初対面の人から、話しかけられやすい雰囲気を作る」ということだと思うんです。
第一印象をアップするって、そういうことですよね。
第一印象は、「自分を受け入れてくれそうか」という数秒の判断に基づいていると言われます。
第一印象を良くするファッションを研究することも大事ですよね。
確かに、第一印象で興味がなければ、おみパでの話の内容なんて、覚えていられない。
亜紀さんは、美容やファッションのお仕事もされているそうですが、婚活ファッションについて、アドバイスはありますか?
ワンピース、スカート、ピンク、白は定番ですけど、無理に趣味じゃないものを着ることもないと思うんです。
趣味じゃないってことは、似合わないことを感覚的に知っているのかもしれない。
そしたら、寒色系でもいい。ただし、パステルのブルーやグリーンで、なるべく明るくね。
似合うものは人それぞれでも、NGファッションは共通してますよね。黒だったり、赤だったり。
あと、形はベーシックでも色で冒険したり、色はベーシックでも形で冒険してみる。
座った形式のことが多いお見合いやおみパだと上半身勝負だから、襟元や袖口にアクセントが効いたデザインで演出してもいいですよね。
婚活ファッションと言っても、大切なのは、自分を知ること。センスを磨くということは、客観的に自分を見れるようになる訓練とも言えます。
客観性がないと、自分の魅せ方が分からなくてズレてしまったり。
婚活前に一度、パーソナルカラー診断をしてもらうのもいいですね。上半身のお洋服の色で、顔色やクマ、くすみ、瞳の色、見た目年齢まで変わってしまいます。
また、骨格診断では、似合うお洋服の形を知ることができます。例えば、上半身だったら、デコルテは空いているほうが似合う人、襟付きが似合う人などのタイプを知ることも客観性を磨く糸口。
似合う服を着ていると・・・客観性がある、気性が安定している、と無意識に判断します。結婚だけでなく、仕事も上手く行き、人生そのものを変えるパワーがあるのが、ファッションですね。
異性を見る目を養う「3回の法則」
婚活をだんだんわかってくると、豊作の時期というのがあって、いっぺんにいくつものオファーが来たりします。
そんなにいっぱい選べるなんて、それは人によるかも。
パーティーでたくさんの人とカップリングしたということではなくて、せっかくパーティーに来たのだから、できるだけ多くの人と連絡先交換しようと決めていたんです。
その中から、生理的にイヤじゃなかったら3回は会う。
3回も!?
いやいや、3回くらい猶予は見ました。1回目は緊張して本音が出ません。2回目はちょっとリラックスしてきます。そしてとうとう3回目に本音がでて来ます。
だから、生理的にイヤでなければ、最低3回は会ってみようという心持でいました。
私はそこまでしなかったかな。先程も言いましたが、1人でも生きていけると思っていたので、よっぽど好きにならないと結婚しないつもりでしたから。
1回会って、大体わかるじゃないですか。
多分、ほとんどの人が、1回でアウトにしてしまうんじゃないのかな?でも、私は3回は相手のこと見るようにしました。
肩書きや外見に惑わされない異性を見る目をつけたかったから。
元々全く接点がないもの同士、遠慮もあるし、仕事の多忙によるすれ違いもあって、3回目デートまでたどり着くことが難しいですよね。
結婚前提だから、当然見る目も厳しくなりますし。
初め素敵と思っても、3回会って性格が合わなかったこともあるし、そのまた逆で、初め何とも思わなくても、3回会って人柄がいいなと思うこともあるし。
でも、メールの時点で意思の疎通が出来ない人もやっぱりいて、そういう人とは、1度も会わなかったりもしましたけど。
今までと違うタイプの人が運命の人ということも大いにあるのが結婚。初対面で、切り捨ててしまわずに、もう一度会ってみることを私もおすすめします。
確かに、「この人と恋に落ちることはないな」と早めに見切りをつけることも、相手の気持ちを無責任に引っ張ったりせずに、さっぱりしていていいと思います。
それに、「3度も会ったら、後で断るのが面倒だし」というのも本音。だから婚活では、初めからカラオケ、ドライブ、遊園地など、密着度が高く恋人気分にさせてしまうデートは避けるのが無難。
出会って3回は、お茶→ランチ→レストランでのディナーと段階的に関係を築きましょう。
婚活中に陥りがちな罠!理想が天井上りに!
おふたりとも、相手は何才くらいの人がいいと思っていたのですか?
私は全然なかった。子供も欲しいというわけではなかったので、60才過ぎていても。
私も年上がいいかなってのはありましたけど、あまり年齢のことは考えなかった。
では、相手に求める条件はありましたか?
正直言って、年収でした。当時の広報関係という華やかな仕事柄、仕事上でお付き合いする身の回りの男性は社長クラス。
お誘いを受けるプライベートパーティーや異業種交流会で知り合う男性は、ほんとにお金持ちでした。
それが基準でしたから、年収で言ったら5000万以上、できれば億単位の稼ぎのある社長。あとは、仕事の業界が近い人。ビジネスパートナーとして情報交換もできたら理想ですので。
そんな立派な方、なかなか出会えないですよね汗
それが、以前の仕事の繋がりでは、いたんです。
私の婚活は、社長クラスの人が集まる異業種交流会やプライベートパーティーに行くことでした。飲み会だから、気軽に話せるし、次のコンタクトも取りやすい。
いわゆるお見合いパーティーは何回か参加しましたが、自分には堅苦しくて。友達感覚ってワケにも行かないじゃないですか。
友達感覚から始まる恋愛のほうが合っていたのですね。
プライベートパーティーの中で、必ず1人の人とは、連絡先交換するようにして、別のパーティーに誘っていただき、コネクションを繋げました。
そういうところで知り合う方々は、どんな人たちでしたか?
社長クラスの人たちが中心だったので、ちょっと軽く夕飯どう?っていうのが、とっても高級なところでした。
例えば、クラブに行こうよってなると、高層マンションに部屋を借り切って、お友達呼んでDJも呼んでシェフも呼んで。
「僕は、寿司はこの人からしか食べないから」みたいな。そんなパーティーばかりやっていた訳です。それがわたしの憧れていた人たち。
そんな華やかな生活を半年くらい続けたのでしたよね?
私は庶民なので(笑)自分のライフスタイルには全くなかったことが、新鮮で楽しかったです。
フランス料理のディナーとか、そんなレベルでなくて、もっと上を上を見ちゃって。
婚活を始めると、自分の世界にはいなかった素敵な人とも出会える。
そうやって、素敵な人を見れば見るほど、もっと立派な方も世の中にはいるんだって、感動するのはわかります。
新しい世界を見せてくれる人が、素敵に見えたりしますよね。
「自分よりもちょっと上の人でいい」というところから始まって、婚活すればするほどおかしくなりました。
「上の人っているんだな、年収1,000万も2,000万も税金払ったらそんなに変わらない、億単位じゃないと」と思うようになって、最終的には「最低でも5,000万以上」って(笑)。
職業柄、そういう人たちが実際に身の回りにいたので尚更です。
それで、良い方はいたんですか?
でも、そういう生活をしているうちに、疲れてきました。さすがにっ!!あまりにも生活レベルが違いすぎて。
パーティーには出たいけど、その度に毎回何万円もするドレスは着られない。結婚すれば着られるかもしれないけど。
社長クラスの方のバイタリティたるや、すごいものがありますよね。毎晩明け方まで飲んでたり。
そうやって私も疲れてきた時に、自分自身のクオリティを省みないとだめだと思ったんですよ。
自分の価値ライフステージ含めて、自分に合う人を選ばないと、後々苦労した時に、お金で選ぶんじゃなかったっていうことでの後悔はしたくなかった。
今までの人生経験の中で、自然に溶け込める人こそがパートナーだと、そこでやっと気づいたんです。この時に、婚活をやめようと思いました。
思い切って、やめてしまったんですか!?
婚活疲れは、よくあることですが。
自分て何様って思いました。自分のことはさておき、相手にばっかり求めてることに気づいて。
でも、それまでは、ネットの情報をみても、「自分の身の程を知れ」って書いてあるのが、自分の事だって気づいてなくて。やっと、「あ、私がそれだ」と気づいて、ぱたっとやめました。
ちょっとお休みすることも必要ですからね。
でも、次の月に今の主人と出会いました!
考え方が変わったら、運命の人を引き寄せたのかもしれませんね。
主人は、ライフステージも自分と同じか少し上、最初から無理がなくて自然でした。
私のわがままを聞いてくれる器の大きな人。
主人を褒めるのも恥ずかしいんですけど、価値観がすごくフラットで、社長だからとか、フリーターだからとかそういうことを全く考えない人。
多分、ああいう形の天井まで見る婚活を経験して振り切れていなかったら、今の主人と出会っていても、見過ごしていたと思うんです。
こんな私を幸せにしたいって心から思ってくれる人がどれだけ大切か気づいたんです。
「高身長・高学歴・高収入」3高女性の婚活はいばらの道!?
百合子さんは、理想の結婚相手像はあったのですか?
いろいろとありました。恋愛ならまだしも結婚となると、考えれば考える程、あれもこれもこれもと相手に求めるものが多くなってきたので、優先順位を決めようと思いました。
どんな優先順位だったのですか?
私にとって人生で大切なことは、家庭を持つことです。出産を考えると、年齢的にも悠長に理想ばかり言ってもいられなかった。
こだわりすぎると婚期を逃すのはわかっていましたので、「理想は3つだけ」に決めようと。
3つだけに決めた理想とは、何だったのですか?
友達に言うと「えー」って言われるんですけど、1番目は身長。
私は170センチなので、私より身長が高くないと、最初の段階で弟みたいに思えちゃって。
なるほど。
2番目は、年収。私の場合は、年上の相手となると40才以上の男性。
更に自分自身もバリバリ働いていましたので、自分以上に収入がある人がいいな、と。
では、3つ目は?
これは、親から言われたことなので、仕方ないのですが、大卒以上です。
それは偏見だよって思いましたが、親の希望です。
田舎でしたから、私の父は、娘を大学まで出した自負があったみたいです。
「高身長、高収入、高学歴」の3高ですね。
そう、明らかにイヤらしいでしょ。自分でもわかっていました。
自分と同じような環境の相手を望んだ時点で、3高になってしまった。
だからこそ、理想はこの3つだけに絞ろうと自分なりの結論。
身長も高くて、大学卒業で、一流企業でバリバリ働いていたら、男性からも敷居が高いと思われがちですね。
最初はもっと、理想がたくさんありました。
でも、婚活していくうちに「3つの理想」は、ハッキリしてきます。1つ理想が増えたら、「3つの理想」の中から1つを入れ替えます。
そう心に決めておくことによって、あれもこれもというのがなくなります。
ご主人は、「3つの理想」に当てはまっていたのですか?
はい。でも、初対面では、正直言って、今までのタイプではなかったかもしれません。お腹も出ているし(笑)、性格ものんびりしている。
「理想は3つだけ」と決めていたからこそ、今の私を支えてくれている夫を見逃さずに済みました。彼は、優しくて穏やかな人間的に素敵な人です!!
婚活を始めてみて、「いい人がいない」と思い始めたら、もしかしたら、知らず知らずのうちに理想が高くなっているのかもしれません。
その時は、「理想を3つだけ」に絞るようにしてみるというのも一つの考え方ですね。
たくさんの異性に会うにつれ、その理想が変化していき、最終的に自分が大事にしているポイントが見つかるはず。
自分自身が「高身長・高学歴・高収入」の3高という女性が多い昨今。一つ理想が増えたら、ひとつ理想を減らす。
その先に、今までだったら見逃していたかもしれないご縁が待っているかもしれません!!
11、日経ビジネスが30代の婚活に必須!?
婚活中は、初心を忘れてどんどん理想が高くなる傾向があります。
結婚したいって思い始めた時点では、そこまでの考えではなかったはずですが、色々な人を見るうちに、どんどん理想が上がっていく。
この傾向をおふたりも体験されたのですね。
私は、とことん理想を追求するのもいいんじゃないかと思います。
その結果、それよりも大事なことがあるということに気づけるかのほうが大切。
私も、婚活を始めた頃、夢見た通りの男性からプロポーズされたのですけど、よく考えた結果、私の大事にしていることは、これじゃないと思って、お断りしました。
どんなことがあったのですか?
彼は、六本木の高層マンションに住んでいて、外車を複数持っている方。
ハマーで当時の自宅があった田舎にも遊びに来ていました。
ご近所さんもびっくりね!!
でも、あまりにも自己中心的で、悲しくなっちゃって。
私タバコ苦手なのですが、その人はチェーンスモーカー。タバコが苦手なことは伝えていて、何とかお互いの妥協点を見つけたかったのだけど、「大丈夫、俺ん家、空気清浄機5個あるから」って。
そういう問題じゃないということの説明も難しくて。
喫煙は、一緒に住むうえで、重要ですね。
でも、自分達もそうだったけど、相手にそれなりのものを求めるのなら、女性もきちんと世の中のことを勉強しなきゃね。
経済的に安定した結婚生活にこだわるのなら、それを判断できる経済情勢の勉強も必要。日経を読むとかね。
私も電子版読んでいます。婚活している女性は読んだほうがいいですよ。
世の中の理屈や男性の思考がわかる。
婚活中の女性は、男性目線で世の中のことをちゃんと勉強しなきゃ。
努力もしないで、相手に求めてばかりなのはルール違反。
婚活で、日経等のビジネスニュースを読むという意見は、おもしろいですね。
ビジネスニュースは大事です。ビジネスパーソンの流行や情報も関連記事で分かるし。
株の動きも為替の動きも、若ければ知らないのはかわいいけど、30代なったら、教養の問題。
厳しい意見ですね。
30~40代の高年収の男性って、とにかく忙しい方が多いですよ。
1日中働いて家に帰ってきて、忙しい、疲れた、帰りが遅いという理由が、日経読んでいればわかります。特に証券の人とか。
「それはそうよね、今日あれだけ値崩れしたから、遅くなってもしょうがないわね。」って、会社での出来事が想像できて、疲れている人を、何も聞かないでも労わることができる。
金融に限らず、大手なんて、合併するのしないので揉めていたりすると、部内でも騒ぎになるわけですよ。それはもう大変です。
何にも知らないで、「どうせまた飲んで帰ってきたでしょ」ってプリプリしていたら、合併のことなんて、奥さんに言っても「どうせ理解しないだろう」と会話がなくなって、ますます溝は深まっていく。
結婚後のことまで考えたら、本当にそうですね。
日経の広告欄で、お財布やスーツのブランドなど、男性の流行がわかります。
パラパラと見るだけでも、男性の好みを押さえた気の効いたプレゼントができて、婚活に活きてくる。
婚活にビジネスニュース??と思うかもしれませんが、男性が日々接している世界を理解していないと、結婚後の価値観が合いませんよね。
恋の駆け引きを学ぶ恋愛マニュアル本を読むより、日経新聞を地道に読むことを習慣にすることも、大人の婚活かもしれません。
関連記事を見て、ビジネスマンの流行を知ることもできるのだから、一石二鳥!
自分がプレゼントをもらうことばかりを考えるのではなく、男性への気の利いたプレゼントを研究することも怠らないで下さいね。
とうとう出会った結婚相手!誠実さが伝わったのが決め手
ご主人との出会いはどのようなものだったのですか?
共通の趣味ですね。バンド関係です。バンドマンと言っても、きちんと音楽以外の仕事をしていて、趣味として音楽活動をしていました。
色々な面で余裕がある男性が趣味でバンドしているケースが多いから、「何でこんなに」って言うくらい素敵なアラフォー独身男性がいますよ。音楽関係はおすすめ。
でも、どこで出会えるのですか?私は、音楽関係疎いので。
友達のライブを観に行った後、打ち上げに合流するのが自然ですね。
私の周りで2~3組、ミュージシャンと観客で結婚している人いますよ。
バンド関係は初耳だけど、趣味が合うっていうのは、大きいよね。
百合子さんが主人と出会ったきっかけは?
私の場合は、銀座のお見合いパーティーです。
参加者は、マスコミ関係、金融関係、国家公務員、医師等色々な方がいました。
初めて会った時のご主人の印象は?
何とも思わなかった(笑)正直言って、A型の金融マンって苦手っていう思い込みがありました!
今までA型の男性とは上手く行かなかったし、わたしも元々金融だったので、内部のこともわかっていて嫌だった。
でも、一生懸命アタックしてくれたので、「1回くらいデートしようかな」という感じで。
一生懸命に正面から表現してくれたら、
タイプじゃなくてもうれしいものですね。
1回目のデートから、「僕本当に、口下手で面白い話もできなくてごめんなさい」って、自分で自分をわかっているところが謙虚でいいなと思いました。
あまり話は弾まなかったけど、3回目のデートの頃には、だいぶ打ち解けて、真剣なのがわかりました。
百合子さんは、最低3回は会ってみるという
マイルールもありましたよね。
そう。口下手な彼の良さは、3回目でようやくわかりました。今までは、好きにならなかったタイプだけど、3回は会おうと決めていたことが、結果的に良かったです。
もしかして、こういうタイプが合っているのかなって、自分の視点を変えてみました。
そう!!自分を変えることですよね。
今までの彼氏は、細かいことにも気が付く気配り上手な男性。
だから、お互い細かい事に気付いちゃって、ピリピリすることが多かった。
この人みたいに、おっとりして優しい人のほうが、私にはぴったりかもしれないって。
デートは、どんなところに行ったのですか?
初めてのデートはフレンチを予約してくれました。
口下手でおもしろい話ができないって、自分でわかっているからこそ、おいしい食事でおもてなししようと思ってくれたのだと思います。
真剣に考えてくれているのが伝わってうれしかったです。
まだ出会ったばかりでよくわからないながらも、この人を喜ばせたいという気持ちで、レストランを調べてくれたのが伝わってくると、うれしいものですよね。
たとえ背伸びでもね。慣れないお店で緊張しているところを見ても、私は格好悪いと思わない。
それよりも、私のことを素敵なお店にふさわしい女性として扱ってくれたことが単純にうれしかった。
真面目過ぎるより、「ちょっとワルい」男の方がモテるのは、20代までの話。
「いい人」と言われて損してきてしまったような男性ほど、誠実さを求める30代美人女性の心をがっちりつかめます。
たとえ、女性好みの素敵なデートコースを知らなくても、好きなものを聞いてくれて、喜びそうなデートプランを事前に調べてくれたのが伝われば、慣れていなくても格好悪いなんて思われない。
学生時代に戻ったかのような定番のデートコースのほうが、若々しい気分になれて、かえって新鮮ということもありますよ。
結婚3年目もラブラブ!自分らしくいられる彼へ感謝
今のご主人の好きなところを教えて下さい。
天真爛漫というか、あまり細かいことを言わずに、のんびりとしているところですね。動物に例えると、白くて大きな猫。
えっ!!ドラえもん??
(一同笑)
ドラえもんみたいに四次元ポケットは持ってないけど(笑)彼のおかげで、私らしく楽観的でいられる。
私は元々ネガティブになりやすかったのですが、彼はポジティブな考えの人なので、こういう人もいるんだって新鮮です。
初めから性格が合ったのですか?
初めは、意見が合わなくて、彼の思考回路が理解できませんでした。「何でこの人、物事を深く考えられないのだろう」もうだめだって。でも、逆に視点を変えてみました。
もしお互いに同じタイプだったら、ネガティブのアリ地獄になってしまうなと。彼の短所だと思っていたところが、長所に変わったんです。彼のおかげで、私の生き方も楽になりました。
亜紀さんは、ご主人のどんなところが好きですか?
彼の“人を見る目”の価値観を尊敬しています。
目先の物事にとらわれないで、人のハートの部分をしっかり見ています。
彼は経営者ですが、「僕、たいしたことない人間ですから」って、平気で言っちゃう。
肩書きで人を判断しないし、どんな人でも付き合い方が全く同じ。
素敵ですね。
もうひとつ尊敬しているところがあって、常に感謝の言葉を言ってくれるところです。
毎晩ご飯作るだけで「おいしいご飯をありがとう」寝るときには「今日も一日ありがとう」って言ってくれます。
すごーい!最高ですね!!
どうしたら、そういう人格が出来上がるのでしょう?
20代前半の頃に、最初に就職した会社があまりにもイメージと違い、夢破れて、一時期マンガ喫茶や路上で寝たりしながら、パチンコに明け暮れるという時期があったみたい。
だからこそじゃないかと思うんです。些細な事にすごく感謝するのって。
当たり前の衣食住に困った時期があったからこそですね。
あともうひとつ尊敬していることは、親を大切にするところ。
男なんて基本みんなマザコンだと思うので、そのくらいでちょうどいい。
心豊かな結婚生活ですね。
心が豊かになると、いい仕事にも恵まれるものですね!
精神的に余裕があると、いい仕事をしているように見えるみたいで、結婚してからは、不思議と良いクライアントとのご縁も生まれました。
仕事の環境がずいぶん変わりました。
幸せな結婚への近道は、今までの自分の価値基準に囚われず、むしろ好みのタイプとは違った相手へ視野を広げることが大切。
今までの人生で出会ったことのないような人と出会える場所へ行動範囲を広げてみることによって、必ず新しい自分が発見できます。
結婚は、人間としての成長の場。「不器用だった自分の生き方が楽になる」「相手への尊敬の念によって自分も成長できる」
全く違う人生を生きてきたふたりの人間が掛け合わさって、2倍にも10倍にも成長できると予感した時こそ、結婚を決意する瞬間なのかもしれませんね。
30代後半の婚活女性へのメッセージ
ご自分が婚活されていた30代後半の女性に向けてのメッセージをお願いします。
婚活は自分を見つめ直す、いいきっかけなので、自分を磨いてブラッシュアップして下さい。そうすれば、自然に、自分が望む素敵な男性は見つかりますよ。
そして、本当に結婚したいと思ったら、あきらめちゃダメ。頑張っている人には、必ずいい出会いがありますから!
私も全く一緒です。一言一句一緒!!婚活って、自分がどういう人なのかがわかるの。
婚活を始める前までは、ぼんやりしているのだけど、色んな異性と会って、自分自身と向き合ううちに行き着く先があって、本当の自分が見えてくる。
だから、婚活は、迷っていたら、とりあえずやったほうがいい!
あとは、同じ30代でも、33歳の女性と38歳の女性がいたら、男性は33歳を選ぶと思うの。
すごく劣勢だなって言うのを感じた。結婚相談所でも、年齢ではじかれることもありました。
でも、年齢じゃないって自分自身が一番思っていて下さい。
年齢でハンデと感じることがあっても、自分の人間性でいい人を見つけるって決意して、決して周囲の目に屈しないで、堂々と婚活して下さいね。
40代とは思えない程、綺麗でオシャレな女性おふたりのリアルな婚活のお話を克明に記してきました。
とにかく、おふたりがおっしゃる婚活成功のキーワードは、「自分磨き」でしたね。一般に自分磨きと言えば、資格取得やエステ通いというイメージがあります。
でも、ここで出てきた「自分磨き」は、あくまでも、自分の内面を知るということでした。意外な人とのご縁を見逃さないように、視野を広く持っておきましょう。
未来のパートナーにふさわしい女性になると決めて、自分磨きを頑張ってください!!
結論!!先輩から学ぶ「婚活成功の5ヶ条」
最後だけ読んで下さった方も一目でわかる婚活OGから学ぶ「婚活成功の5ヶ条」です。
①とにかくたくさんの人に会って、自分がどういう人間なのかを知る
婚活を始めたら、1年で100人の独身男性とお話するつもりで、たくさんの初対面の人と会う。100人はオーバーだとしても、デートでなく、たとえ短時間でも1対1でお話するということです。
いつも同じ環境で職場と自宅の往復の繰り返しの生活を送る人ほど、多くの人とお話しすることが、自分磨きへの近道!自分という人間を知ることに役立ちます。
②初対面の相手に礼を尽くす
婚活中は、必然的に初対面の異性と会うことが多くなります。時間を作ってくれてありがとうと伝えましょう。
内面のキレイさは、知らず知らずのうちに、必ず外見に現れるもの。礼儀正しく見える同性を研究して、真似してみるのもいいですね。お仕事や人間関係にも必ず役立ちます。
③今までの価値基準に囚われないためのルールを作る
たくさんの経験をしてきた30代ともなると、世の中の良いところも悪いところも見てきて、自然と理想が高くなります。理想が高くないつもりでも、カットラインが高いということもあります。
「学歴・年収・身長が、最低自分より上」という基準を設けていたら、せっかくの出会いがもったいないことになることも。
「理想は3つまで」など、マイルールを設けてみるのもご縁を近づける一つの手。
④相手に求めるものを、自分自身でも勉強する
「安定した結婚生活のため」「将来、子供のことを考えれば最低でもこのくらい・・・」といったことは、当然誰でも考えることです。
ですが、経済的に「助け合う」ことを前提に考えておかなければ、男性は尻込みしてしまいます。相手に「依存」する考え方はやめて「助け合う」という気持ちで接しましょう。
「助け合う」とは、現代において、料理や家事・育児だけのことではありません。収入面もそうなのです。
不安定なご時世では、大企業にも何が起こるかわかりません。「仕事の理解者になる」ということが、男性にとって、一番の「助け」。
世の中の時事問題、経済状況、国際問題など、日頃から勉強しておくのもいいですね。
⑤男性受けする「モテる」を研究する
ありのままの自分を好きになってもらうのが一番の幸せと思うのは自然なこと。でも、相手の気持ちを考えていますか?
相手の気持ちを想像して、「男性の好みに合わせて媚びるなんて」と思わずに、どんな女性が素敵に見えるのか研究してみるのはどうでしょうか。
髪型・メイク・笑顔・話し方、一度、お試しレッスンに通ってみるのもいいかもしれません。柔軟に自分を変えることができるのも、結婚生活が上手く行くポイントです。