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婚活中のデート代を考える~毎回おごらせていると結婚相手として見なされなくなる

■第4章 デートをする その4
婚活中のデート代について考える~毎回おごらせていると結婚相手として見なされなくなる~

 

◎デート代は恋活と婚活で考え方が違う

デート代の「奢る奢られる問題」は、みなさんが気になるテーマであると同時に、世の中には、色々なタイプの婚活アドバイザーがいて多様な意見があります。また、男性のタイプでもどうして欲しいかは全く逆になったりすることもあります。

ここでは、自分がどういう男性と出会いたいかによって、自分なりの考えを整理しておきましょう。結婚とお金の問題は一度考えておきたいテーマです。先の章よりも更に掘り下げて考えてみたいと思います。

私は、女性には「デートは割り勘のつもりで行って、万が一おごってもらえたら感謝」、男性には「お会計で女性がお金を差し出してきても、びた一文受け取ってはいけない」と真逆のアドバイスをしています。

それだけ、男女で考えていることが逆なのです。最初のデートくらい奢ってほしいという女性と、まだ彼女ではない他人に奢りたくないという男性。

でも、お付き合い中はおごってくれることは少なかったという彼氏でも、プロポーズ後には、全部出してくれるように変わったという話はよく聞きます。これから結婚して家族になると思うようになると、しっかり男性が負担するように変わるのですね。

考え方の基準として、知っておいて欲しいのは、恋活と婚活は違うということ。恋活では、ご馳走してもらって当たり前という認識でもいいでしょうが、婚活となると、その甘い考えに足元をすくわれることがあります。

男性は、婚活においては、経済観念が合うしっかり自立した女性を探していることが多いです。男女平等な大手企業勤務の男性ほどその傾向が強まります。一方で、女性は、経済的に自分を支えてくれる男性を求めている人が多く、そもそも男性と女性では結婚における金銭面での希望が食い違っています。

そういったことを考えると、安定企業に勤めている男性に対してこそ、ご馳走してもらって当たり前という態度を封印しておいたほうが賢い女性なのではないかと思います。ワリカンのつもりで行って、結果、ご馳走してもらえたらありがたみも増すものです。

デート代を男性が負担してくれたら、自分のことを気に入ってくれていると女性は思いがちですが、結婚相談所で婚活中の男性の話を聞いていると、実はそうでもないのです。確かに、女性と遊び慣れている人には、相手によって態度を変えるという発想はあると思います。ですが、普通の男性が、相手によって態度を変えるのは、よっぽどの時で、たいていは自分の主義に従って会計をしているだけだったりします。

恋活の場では、気に入った女性を口説いて落とせるかという、ある意味ゲーム感覚の男性もいますし、付き合う約束もせずに体の関係になることもあるのですから、男性のメリットのほうが多いとも言えますよね。だから、男性がご馳走するのです。

一方、草食系男子で、あまり女性慣れしていない人は、そこまで深く考えていない人が多い。むしろ、「初回を全額ご馳走してしまったら、この先もずっと奢るのかと思うと、要求が高そうで怖くなってしまう」のだとか。

恋愛の相手探しなら、リードしてくれていい気分に酔わせてくれる人を探せばいい。でも、結婚となるとパートナーシップですから、2人は対等。時代もそういう方向に向かっています。

もう、親の時代のように、男性だけが稼いでいる時代とは違うのです。女性も男性と同じくらいお給料をもらっているのだから、ちゃんと自分の分は自分である程度払う。こういった姿勢を見せれば、「この子は他の子と違って、しっかりしているな」と印象を与えることができます。

しかし、他の婚活アドバイザーは、女性にこんなことを吹き込んでいる人もいます。「1円でも支払ったら負けだと思え」。、、、ずいぶんバブリーな発想ですが、銀座や六本木のホステス出身のアドバイザーにこういった考えの人が多いです。

確かに、エスコート上手の女性慣れした男性とのデートでは、そうかもしれません。でも、あなたが結婚したいのは、クラブに通うような男性ではないはずです。もっと普通の男性ですよね?それでしたら、結婚相手探しにおいては、「ご馳走してもらえる女性になる」のは、少し違うような気がします。恋活で出会う人と、婚活で出会う人には、差があります。

婚活には、女性慣れしていない男性も混じっているので、奢る奢らないの基準も明確には持っていないため、女性から差し出されたお金をただ単に受け取ってしまう人もいます。逆に、どんな女性にも必ずご馳走するように親からしつけられている男性もいます。

破格のお金持ちは別として、男性にお金のあるないとか、女性に魅力があるないとは、それほど関係ないのではないでしょうか。それよりも、婚活意欲の高い男性は、「金銭感覚が合う女性を選びたい」と思っているのです。そこは、女性があまり知らないところ。

その基準で言うと、奢られて当然という態度の女性は奥さん候補ではありません。それよりも、金銭的に自立している女性に信頼を寄せるのは当たり前。男性にとっては、彼女と奥さんは明確に違うのです。恋愛はお金を使うのが楽しい関係ですが、結婚は将来のために共に節約するのが絆になります。

結婚に対して真面目に責任感を持って考えている男性ほど、金銭感覚を重視していますから、いい女を気取って「奢ってくれない男性なんてケチでイヤ」という考え方は今のうちに捨てておいてください。

それを知らずに年齢を重ねてしまったら、、、いつの間にか、結婚どころか愛人にしかなれないなんてことになりかねません。

 

次は
第4章 デートをする その5 お付合いを決める時の判断基準と結婚前提でお付合いを始める方法

 

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