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32才女性結婚相談所成婚ストーリー~お見合12人目の割り勘男【4話目】

32才女性成婚ストーリー画像3

 

 

りえ
12人目の人は、3回デートしました。

でも…、全部割り勘だったんですよ。

飲みに行くと、伝票を渡してきて「僕分かんないから計算して」って言われて。

 

だから私も、ぴったり半々で割り勘した分を渡したら、しれっと受け取るんです。

 

だから、3回目のデートで、ちょっと試してみようと思って仕掛けました。

わざとお財布に3千円しか入れていかなかったんです。

 

お会計の時に、「あっ私、今日お財布に3千円しかない!」

と言ったらどう出るかなと思って。

そうしたら、なんて言ったと思います!?

「じゃあ3千円でいいよ!」って爽やかに言い放ちました。

 

でもそれって、私の有り金(笑)を全部取るってことですよね。

思いやりが足りないと思って、やめました。

年収も1000万円近くで、しかも8才年上。

 

同い年だったら割り勘でもいいんだけど、年上なのにカッコ悪い。

見た目は若くて素敵なのにとても残念だった。
山本

恋愛のシーンでは、ケチな男性はとても嫌われるけど、

婚活のシーンでは、女性は特にその傾向が強くなる。
女性は割り勘の何が嫌なのですか?

男性に言えない本音をここで言っちゃってみて。

 

 

りえ

うーん、割り勘がイヤって訳じゃない。

でもせめて最初の1回はご馳走してほしい。

男の見栄を張ってほしい。それだけかな。

 

理由なんてないかも。

 

 

山本

「理由なんてない。」その一言は確信をついていますね。

美味しいものを気持ちよく食べさせてくれる男性が素敵に見えるのは、

原始の狩猟民族時代からの名残りなのね、きっと。

「いい男を見分ける方法」として、本能的に刷り込まれている。

だから「理由なんてない」のはよく分かります。

 

でも実際、フィアンセの彼とはどうだったのですか?

 

 

りえ

初めて飲みに行った時は、おごってもらいました。

 

 

山本

どこに行ったのでしたっけ?

 

 

りえ

ただの居酒屋です(笑)!!商業ビルの中の。

「えーーーー!こんな店か。」って思ったんですよ。

せっかくおしゃれしたのに」って。

 

しかも、「ここは良く来るんですか?」って聞いたら、

「いえ、適当に選びました。」って言われて…。

 

「だから1回目はあんまりいい印象じゃなかったです。

でも、今思い返すと、この人は自然体でいられるなと思ったのかもしれない。

「いいな」と思ったら、どんなことでも良いと思えるのかもしれないけど。

 

 

山本

2回目のデート以降も、おごりだったのですか?

 

 

りえ
いいえ、おごりではないです。

彼が出すこともあれば私が出すこともあるし、決まってないです。

 

2回目からは、普通に私も出してました。

多分7対3か6対4くらいかな?

 

おごられ続けるのが悪いと思って、

夕ご飯おごってもらったら、次の日のお昼は払うとか、

2回続けて払ってもらったら、次の夕ご飯は払うとか。

 

彼のことが好きだったら、おごってもらいたいというより、

「悪いな」という感情のほうが強くなるかも。
でも、相手の年収が飛びぬけていいのが分かってたとしたら、

毎回おごってもらっちゃうかも…

高収入で女性慣れしてるモテる男性は、

「女性に出させたくない」というこだわりがある人もいるし、

相手の気持ちを読むということですね。

 

【5話目】32才女性成婚ストーリー~婚活中のデート代の考え方アドバイスへ続く

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