突然ですが出産しました~出産して思うこと~婚活中にこだわっていることはたいした問題でない
久しぶりのブログ更新です。
突然ですが、2019年4月に出産しました。
妊娠・出産・育児で慌ただしく日々が過ぎていく間に時が経ち、年明けに、成婚会員さんのレポートを更新したのを除けば、1年ぶりのブログ更新となりました!
子供も5カ月になりましたので、預けて仕事もできるようになりましたので、またブログを復活したいと思います!
つい先日、2年前の成婚会員さんとその赤ちゃんと、ランチをしてきました!
なんと、うちの子と5日違いの生まれです。
妊娠中から、出産についてなどの情報交換もしていたので、お互いに無事に生まれて本当にうれしいです。
これまで、ブログではあまりプライベートなことは書いてこなかったのですが、今回だけは、出産後に気づいた新たな人生観などもありますので、自分についても少し書いてみようと思います。
1年間ブログを書いていなかったとは言え、妊娠育児中もこれまでとそれほど変わらずお仕事しておりました。
もっと言えば、陣痛中でさえ、お見合日程調整や、交際中の会員さんのお相手の仲人さんと打ち合わせをしたりしていましたよ。
出産を機に、まるで、別人の人生を生きているような日々で、子供の誕生と共に、自分自身も生まれ変わったのだろうなと感じています。これまでの、延長線というわけにもいかず、否が応でも、新たな生き方に押し出されていく心地です。
これまでの人生、好き勝手に突き進み、好きなことしかせず生きてきてしまいましたが、自分の好きなことをするのにも、贅沢な表現ですが、、正直、飽きてきていました。
だいたいが予想がつくからです。
もっと仕事を大きくしたければこうすればいい、こういう世界に人脈を作りたければここに行けばいい、というようなストーリーも描けて、ある意味先が見えるし、自分で道は作れるくらいの「生き抜くスキル」みたいなものは身についたような気がしていました。
子供や夫のために尽くす他人中心の生活に憧れるような、若い頃には思わなかった感情が芽生えたのです。
母性本能の一種なのかもしれませんね。
ですので、39才までに子供が生まれなければ、40才からは、結婚相談所の仕事以外に、他人に尽くし役立つボランティアも見つけて行こうと思っていました。
本気で、そう思っていたからこそ、まだ当時出会ったばかりだった今の夫にもそう伝えました。
すると、思いがけず、1カ月もしないうちに、40才という年齢で初めての子供に恵まれました。
ぼんやり「子供が欲しいな」「結婚しなきゃな」と思っているアラフォーの方は、ぜひ一度、期限を決めて、本気で願って欲しいと思います。
それにより、相手の男性に伝える言葉も変わってきます。
その言葉を受け取った側もスイッチが入って、カチカチっと何かがかみ合う。
付き合ったばかりだろうが、付き合って10年だろうが、付き合う前だろうが、子供を授かるくらいのご縁には、時間の概念は存在しないのだと思います。
ぜひ、勇気をもって、「私は子供が欲しい」とはっきり伝えて下さい。
30代前半までは、ぼんやり結婚したいと考えているだけでも、結婚できたりします。
私もそうでした。
28才で1度目の結婚をしましたが、ただぼんやりと「付き合った人とはいつか結婚するのが普通だ」と思っていただけで、毎日17時ピッタリに仕事が終わるただの受付嬢が、いわゆるMBAエリートと結婚し、英語もできないのにロサンゼルスで海外駐在妻をお気楽に楽しんでいました。
ですが、40才近くになってくると、そうはいかないですね。
恋愛の延長線上に自然に結婚がやってくることはほとんどないのです。
結婚したいと強く思っている人同士が出会うことが必要で、いくら好き同士でも、どちらか一方に結婚する気が薄ければ、授かり婚でもない限りは、結婚に至らない。
それだけ、40才という人生の折り返し地点を迎えると、生き慣れた人生を変えられなくなってくるということなのでしょう。
ですので、おっとりした性格の女性で、ぼんやり「子供は欲しい」と思っている程度では、本当に結婚に至ることは難しいです。
誰のものでもない自分の人生ですから、相手に嫌われるかもしれないなんて考えずに、それくらい言えるようになる。
それが、「結婚するしない」「子供を持つ持たない」誰しも自由に選べる新時代の、「女の責任の取り方」なのだと思います。
ところで、超高齢出産だったにも関わらず、妊娠期間中は一度も不調なく過ごしていました。
ですが、産まれてからが予想外の連続!
きっとこんなことが大変なんだろうなと覚悟していたことが大変でなく、予想もしていなかったことで大変で計画が全く無駄になったり。
とにかく予想不能なのが、妊娠出産育児なのだなと実感しました。
ですので、婚活中のみなさんも、「結婚したら仕事はこうしよう」とか「子供が生まれたらこんなプランで」とか考えても、あまり意味がないので、あれこれ考えるだけ、良いご縁の幅を狭めてしまうかもしれません。
あともうひとつ、子育てしてみて強く実感したのは、夫は優しく甲斐甲斐しく帰りが早いに限る!ということ。
よく婚活中の女性が言う好きなタイプの男性像に、「仕事ができる人」というのがあります。
「残業が多くて家に早く帰ってこなくても、私は一向に構いません。」と言う人が全体の3割くらいいるように思います。
でも、それ、本当にきついですよ。ワンオペ育児は精神がやられます。想像もつかないような精神状態になるのが産後です。
髪もぼさぼさで体中むくんで泣いたり怒ったりしながら一日中パジャマでいる醜い自分を、それでも優しくケアしてくれる精神的に余裕のある夫が一番。
と心底思うようになりました。
忙しくても奥さんのために頑張ってくれる人ももちろんたくさんいるとは思いますが、仕事で毎日いっぱいいっぱいの男性は、やっぱり余裕がありませんから、お互いに不満を募らせて大げんか、なんてことも多くなるかもしれません。なんせ、普段の自分ではありませんから。
普段の自分ではないというのは、どういうことかというと、ホルモンバランスももちろんありますが、妊娠してからというもの、赤ちゃんに憑依(笑)されてると言っていいくらいに、とにかく何か別人格が入ってきたかのような感情の揺れがあります。
妊娠出産育児を通して、私はこんなふうに思うようになりましたよ。
「母親は、赤ちゃんの操り人形で、結局は赤ちゃんの意志に動かされているに過ぎないのだ」と。
出産前後の1~2年の間、別人格になったとしても、あたたかく見守ってくれる優しい人、そんな人を見つけたら幸せになれると思います。
「仕事ができる人が好き」と言っていた時代も、私ももちろんありましたよ。
でも、そんな人は、まだ恋愛し足りないのだろうなと思います。
それよりも、「自分を大切にしてくれる人が好き」という心境になったころに、良い結婚ができる気がしますので、仕事ができる人が好きであれば、もう少し、婚活でなく恋活をしたほうがいいですね。
これまで、「仕事ができる人が好き」と言って絶対に変わらなかった会員さんは、たいてい中途退会していますから、、、
話は変わりますが、実際に驚いたのが、妊娠中の両親学級や、出産後の離乳食教室など、旦那さんも一緒に来ている人は、なんと4割もいました!
しかも平日昼間ですよ。
いまどきは、男性も奥さんの行事に合わせて休みを取るのですね。
バリバリ働いて仕事が休めない人より、仕事休んで奥さんにせっせと尽くす、イクメンパパ、良いじゃないですか!
これが、令和時代の夫像なのだなあとしみじみ思いました。
それと、「母親は赤ちゃんに操られている」と感じた理由として、意思や個性なんかなさそうに見える赤ちゃんですが、生まれ持った性格というのは確実にあるなと感じています。
本人にもやりたいことやりたくないことが、小さな体の中に明確に存在します。
ですので、子供が生まれたら、こんな教育をしようとか、こんな学校に入れたいとか、だから、その父親である夫はこういうスペックの人で、、、という結婚相手選びは、ほとんど無駄な努力となるのだな、ということも、育児で感じたことのひとつです。
子供は、やりたいことがあれば、親がレールを敷かなくても、自分で道は切り開いていくものだと信じてあげたいですね。
なぜ結婚したいかと問われれば、「子供が欲しいから」という答えにはなると思うのですが、パートナーは遺伝子提供者でも、生活費を落としてくれるお金のなる木というわけではない。
やっぱり、パートナーとの愛の結晶として授かるものだと信じたい。
自分の一番の味方、一番の理解者、その人さえいれば周囲がみんな敵でも自分を保っていられる、心を満たしてくれる、そんな人を見つけた時に、結婚するのだと思います。
もちろん、私の夫もそうですよ。
多分、夫もそう思ってくれていると思います。
「恋も仕事も結婚も!欲張り女子が自分史上最高に好きな人と結婚する結婚相談所」という看板を掲げていますので(笑)、出産後も、「妻も仕事も育児も!全部バランスよく”女性であることをエンジョイ”する人生」で行きたいと思います。
結婚後、そんな風になれたらいいなと思う方が、その思いを叶えられる場所として、引き続き頑張ります。
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会員制パートナー紹介エージェント
『ブライダルインテリジェンス』